Photo

鮮やかなオレンジと薄くてデリケートなお花が特徴のイリマのお花。蕾をつけると次々に咲いてきます。

イリマのレイはロイヤルレイと呼ばれ、1,000輪近い花を丹念に重ね、手間ひまかけて作られる貴重なレイです。

お花の形や色は環境や個体、品種により様々です。

モロカイ島で自生していたシルバーな葉が特徴の品種です。とても人気があります。

マウイ島で群生していました。かなりの数のお花が咲いています。

種がたくさんできています。鉢植えでも種がつくこともあります。

イリマパパ Ilima papaというグラウンドカバーとして地を這う様に広がるタイプです。

マウイ島の木立のイリマです。株が充実していて、樹形もとてもきれいです。

木立のイリマの鉢植えです。木立とグラウンドカバータイプでは鉢植えにした際の表情も異なります。


ハワイの植物

名前:イリマ
アオイ科
キンゴジカ属

学名:Sida fallax

和名:-

Ilima【イリマ】・ Ilima papa【イリマパパ】

ハワイ原産(固有種) 常緑低木

生息域:海岸線から標高1000m前後の乾燥地帯に分布する


ハワイでのお話

オアフ島の島花でレイ使われる花です。

鮮やかなオレンジ色で、透けて見えるぐらい薄くデリケートなお花が特徴です。
お花や葉の種類も環境は個体により様々です。

赤いハイビスカスがハワイの国花になる前はイリマが国花でした。古くハワイ王朝時代から愛されていたイリマの花は、シンボルカラーの黄色のレイを作るために1000輪近い花びらを日の出前より摘み、レイを紡ぎ上げなければなりませんでした。このイリマの花のレイは、ロイヤルレイと呼ばれ、王室のみに使われる特別なレイフラワーとされていました。薄くデリケートな花びらを丹念に重ね、手間ひまかけて作られる貴重なレイは、今も公式行事などの特別な席に欠かせません。

イリマは生薬にも有用で、根から花、蕾や樹皮に至るまで様々な用途に使われていました。
神話では、神マウイが母親のヒナを助け、彼女が感謝のレイを紡いだことから、イリマのレイには、 〔あなたを誇りに思う〕という意味が込められたそうです。
また、フラの女神であるLAKA【ラカ】の生まれ変わりという伝説もあります。

ハワイではグラウンドカバーとして地を這う様に広がるイリマパパも庭木として人気です。

木立に立ち上がる形で育つタイプもあります。葉も楕円形や円形、繊毛の多いものや少ないもの、 葉の色もシルバーに見えるものなど環境や個体によって変異が大きいのが特徴です。

モロカイ島で自生していたシルバーリーフのイリマです。とても珍しく人気があります。

マウイ島で自生していた木立のイリマです。種がたくさんついています。


日本での育て方

育てかた(関東エリア基準):
太陽を好むので日当たりのよい場所に置いてください。活性期は乾いたらたっぷりあげてください。
活性期の5月〜10月頃までは屋外の日当たりの良い場所に、冬場は昼と夜の温度差の少ない明るい 室内に置いてください。

株が充実すると日が十分に当たる室内でも一年中お花を楽しめます。写真は、日本(千葉県)の2月です。
外は雪ですが、お花がたくさん咲いています。(家の中で管理をしています。)
用土は水はけの良い土を使ってください。

肥料の与える時期は、活性期の5月〜10月頃に生育に合わせてあげてください。
株が大きくなると開花しやすくなるので、成長に合わせて5〜6月に鉢を少しづつ大きくすると良いです。
ハイビスカスと同様に春先や秋口に剪定や根を切り詰めることで花が咲きやすくなります。

木立のイリマの鉢植えです。木立とグラウンドカバータイプでは、鉢植えにした際の表情も異なります。

鉢植えでも種がとれることもあります。花が咲いた時に筆や指で雄しべと雌しべの花粉をつけてあげると付きやすくなります。


読みもの

ページトップへ

表示切替 : スマートフォン | PC版