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アフプアア(Ahupua'a)と呼ばれる領地では、領地と領地の間にティを植えて境界としました。

家を護ると言われています。ハワイでは家の周りや入り口にティーの木が植えてあることも多いです。

「聖なる葉」と呼ばれ、日本でいう榊の様に魔除けやお守りの役割もあります。

赤の広葉のティーはロイヤルカラーなので王族のみに使われる特別なものとされていました。

花言葉は、〔望郷・愛国心〕です。地下根で増え、群生するので繁栄の意味もあります。

カラーバリエーションや形態に種類が多いので、観葉植物としても人気が高い植物です。

ハワイでは基本の庭木として、厄よけや幸運を呼ぶものとして植えられています。

ティーの木には、種類が多く、グリーン、レッド、オレンジ、ピンク、レインボーや珍しい黒の葉の種類もあります。

ハワイのマウイ島から入荷する極太で、広葉のティです。花が咲いてますね。


ハワイの植物

名前:ティ・キー・ティーリーフ
リュウゼツラン科
センネンボク属

学名:Cordyline terminalis (Cordyline fruticosa)

和名:-

ハワイ名:Ti【ティ】・ Ki【キー】

南アジア、ポリネシア原産(カヌープランツ) 常緑低木
生息域:海岸線から標高600m前後の湿地帯に分布する


ハワイでのお話

古くからハワイアンに馴染みの深いレイに使われる植物です。
花も咲くのですが、ティーリーフは葉の部分を使います。

ハワイに住む人々の生活に深く関わるティーの木は、葉っぱを編んでレイを作るのはもちろん、フラのスカートにしたりと衣装に使います。
日本でいう榊の様に魔除けやお守りの役割もあり、車に飾ったり好んで使われております。

お正月には、ティーリーフとお酒、お餅を飾って新年を祝います。
また、殺菌効果もあり料理のお皿やコップ、食材を包んで蒸し料理(ラウラウ)に使ったりします。
生薬の用途もあり、葉、幹、根と全て使われ、根の部分からお菓子や蒸留酒も作られていました。

レイを習う時に最初に覚えるのが、このティーリーフのレイです。ティーのレイは健康を意味し、 結婚式の新郎が身につけるオープンレイはたくさんの想いを込めて贈られます。

花言葉は、〔望郷・愛国心〕です。地下根で増え、群生するので繁栄の意味もあります。

ティーの木には、種類が多く緑の葉が多く目立ちますが赤やオレンジ、ピンク、レインボーや珍しい黒の葉の種類もあります。葉の形も広葉からコンパクトタイプまで様々です。

赤の広葉はロイヤルカラーなので王族のみに使われる特別なものとされていました。


カラーバリエーションや形態に種類が多いので、観葉植物としても人気が高く、ハワイでは色々な用途があるティーの木は、ホテルや商業施設、家の入り口や垣根、庭木としても好んで植えられております。


日本での育て方

-ティの育て方-

育てかた(関東エリア基準):
太陽を好むので日当たりのよい場所に置いてください。お水が大好きなので活性期は乾いたらたっぷりあげてください。

活性期の5月〜10月頃までは屋外の日当たりの良い場所におく。寒さには比較的強いですが、冬場は昼と夜の温度差の少ない明るい室内に置いてください。

急激な環境変化で直射日光を当てる葉焼けの原因になるので室内から屋外に出すときは、注意が必要です。

日当たりや肥料が足りないと葉が小さくなってしまうので、活性期の5月〜10月頃に生育に合わせて肥料をあげてください。

ティの木は、育っていくと地下根が下に向かって大きくなります。深い鉢で育ててあげてください。また、鉢を持ち上げるほどになる場合は、鉢底からはみ出た根を切るか、植え替えをしてください。

使用する用土は、挿し木やタネの場合は、プルメリアの土が良いですが、植え替えの場合は、プルメリアの土に培養土やピートを5:5で配合すると良いです。
また、植え替えのポイントは、根の最深部から鉢底のスペースを空けてあげると良いです。時期は、最低気温が15度を超えて安定するタイミングで真夏を避けた秋頃までです。梅雨前がベストです。


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