名前:ティアレ・ナーヌ
アカネ科
クチナシ属
学名:Gardenia taitensis・Gardenia brighamii
和名:- ・-
ハワイ名:-・Nanu
西ポリネシア原産・ハワイ原産(固有種) 常緑低木
ティアレの野生化はなく、ナーヌは絶滅危惧種に指定され、野生種は限られた場所に生息している。
現在、NTBGなど再生活動が広がっている。
レイや耳飾りに使われる花です。
ティアレ、ナーヌとも甘い高貴な香りがとても良く、1輪で耳飾りに使われたりしています。
特にティアレは、ハワイでは垣根に使われたり庭木としても人気です。
ティアレタヒチは、タヒチの国花に指定されており、花言葉は〔清らか・清楚・幸福〕です。
6〜8枚の花弁からなり、8枚の花弁が咲くと良いことがあると信じられております。
ちなみに右耳に飾ると未婚(募集中)、左耳に飾るのは既婚者だそうです。
ティアレの種です。オアフ島の北部にあったかなり大きな株で、たくさん種がついていました。
ハワイ原産(固有種)のHawaiian Tiare Nanu。ティアレタヒチよりも花びらが太めで香りも強めです。
ナーヌの香りが風に乗ってきたら良いことが起きる兆しだと信じられていました。
ナーヌの幹はきわめて堅いため、カパを叩く際の台座(イエ・クク)などに用いられました。
かつてはモロカイ島やマウイ島では普通に見られる植物でしたが、自生地は消えつつあります。
流通量も少ないのでとても貴重な品種です。
ハワイ州固有種のナーヌの他にマンズガーデニア(Mann’s gardenia/Gardenia mannii)と
レミーズガーデニア(Remy’s gardenia/Gardenia remyi)の2種がハワイ固有種で絶滅危惧種
として保護再生されています。
ティアレ(右)と、ナーヌ(左)です。お花の形の特徴の違いが分かります。
イエローオレンジのティアレの種類です。タヒチアンティアレ・クラという品種です。
タヒチアンティアレ・クラは、咲き始めは白に近い色ですが、だんだん黄色が濃くなって いきます。花の色の変化もとても美しいお花です。
育てかた(関東エリア基準):
太陽を好むので日当たりのよい場所に置いてください。
太陽を好むので日当たりのよい場所に置いてください。活性期はお水は乾いたらたっぷりあげてください。
活性期の5月〜10月頃までは屋外の日当たりの良い場所に、冬場は昼と夜の温度差の少ない明るい室内に置いてください。
ティアレ、ナーヌとも寒さに弱いのであまり寒気に当てない様に育てます。
用土は水はけの良い土を使ってください。
肥料の与える時期は、開花時期の5月〜10月頃に生育に合わせてあげてください。
株が大きくなると開花しやすくなるので、成長に合わせて5〜6月に鉢を少しづつ大きくすると良いです。
比較的小さい鉢植えでもお花がついてくれます。
ティアレの鉢植えです。水はけの良い土を使い、明るく暖かいところで育てるようにしてください。
ハワイアンティアレ・ナーヌの鉢植えです。こちらも、水はけの良い土を使い、明るく暖かいところで育てるようにしてください。流通量が非常に少ないので、限定での入荷になります。 ナーヌは、株が大きい方が、開花しやすいので、成長に合わせて5〜6月に鉢を少しづつ大きくし、 大きく育てるとお花が咲きやすくなります。
ナーヌは、ティアレのお花よりも花弁が太く、香りも強めです。
ナーヌの香りが風に乗ってきたら良いことが起きる兆しだと信じられていました。